大証FXニュース4125

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◆Advantage24、企業向けのクラウドインフラサービスを開始する

2010/03/11 10:00

Advantage24は、オンラインでITインフラやプラットフォームを提供する"IaaS"(InfrastructureasaService)、PaaS(PlatformasaService)サービス事業会社だ。ITインフラをいわゆる"クラウド"でサービスする、と言ったほうがわかりやすいかもしれない。同社の仮想専用サーバー、専用サーバー、ネットワークソリューションなどを、顧客はオンラインで注文できるだけでなく、それらの監視もできる仕組みになっている。特筆すべきは、そのスピードで、クラウドインフラの注文からデプロイ完了まで60分以内、という迅速さだ。また、コストパフォーマンスのよさも同社の特徴である。たとえば、仮想専用サーバーの場合、メモリ256MB、ディスク10GBで、OS、リアルタイム監視、固定グローバルIPアドレス1つを含んだ月額料金は2,000円(2年契約の場合)という低価格。このユニークな会社、Advantage24は、2007年にオーストラリア人のTerryWarren氏と米国人のJohnDuley氏によって設立された。Warren氏が技術面を、Duley氏がビジネス面を担当している。■VantagePointによるクラウドの隠し味はOSS同社のWarren氏は2010年2月18日にICA(InternationalComputerAssociation)が開催したイベントで講演を行い、同時に「VantagePointV3.0」も発表した。VantagePointは企業やホスティング会社、サービスプロバイダが、クラウドやユーティリティコンピューティングサービスを行う際に利用できる、Webベースの、セルフサービスのデリバリ/管理システムだ。物理的なサーバーと仮想化サーバーインスタンスの両方を管理できることが、最大の特徴だ。これにより、インフラの管理とその最大限の利用、デプロイの簡略化、サーバーインフラの監視が可能となる。この管理ツールは、サービス(SaaS)として、アプライアンスとして、あるいはライセンスで利用できる。VantagePointでは、コストの抑えるために、OSSが多く採用されている。仮想化技術はXenベースだし、クラスタ管理およびプロビジョニングにはxCAT(ExtremeCloudAdministrationToolkit)が、デプロイのバックエンドで使われている。「もちろん、VMwareにも対応できるが、低コストで対応できるよう、できるだけOSSを使うようにしている」とDuley氏は語った。■本命は企業向けのサービス「現在米国では、『AmazonEC2』などのクラウドサービスがトレンドだ。今後日本でもそういうサービスがメジャーになるだろう。われわれは、企業向けにインフラを提供するクラウドサービス、IaaSを考えている。企業はプロジェクトを立ち上げるごとにマシンを買い、システムを構築しているのが現状だが、われわれがやろうとしている、インフラをアウトソースするサービスがあれば、個々のプロジェクトに大量の資本を投下する必要はなくなるだろう」と、Duley氏は説明する。同社は現在、これらのインフラをアウトソースするサービスを、日本国内では主にパートナー経由のチャネル販売で行っている。パートナーは現在16社で、パートナー自身が、Advantage24の顧客だ。今後、韓国や台湾などの東アジアを押さえ、それから欧米にも事業を展開する計画だという。ところで、なぜ東京に本拠地を設立したのだろうか。Duley氏に聞いてみたところ、2人とも滞日暦10年以上で、ほかの国よりも日本でビジネス経験を積んでいること、また、なにより、ITインフラの普及が格段にいいことだという。一般家庭まで光ファイバー接続が進んでいる国は、そうはないだろう、ということだった。■2010年はクラウド開始の年Duley氏は、「今年はクラウド業界のスタートラインだと思います。ここ半年以内にいくつもの企業やサービスが出てくるでしょう。来年にはクラウドサービスは本格化し、一般的になるでしょう」と語る。企業がクラウドサービスを採用する第一の理由は、コスト削減だろう。企業の経営者はエンジニアではないからだ。これまで、たくさんのマシンやソフトウェアを購入しなければならなかったものが、クラウドサービスで手に入るのなら、それにこしたことはない。そうなった場合に、RedHatのようなOSSベースの企業にとってはいい状況になる。クラウドサービスは薄利多売のビジネスであるため、高価な商用製品より、価格を抑えられるOSSベースの製品が好まれるようになるからだ。企業向けサービスでも、VMwareよりXenなどのOSS仮想化ソフトウェアが脚光をあびるようになるかもしれない。

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